【現地セッションレポート】 {New Launch} Introducing AWS Private 5G Preview: Set up a private mobile network in days #CMP330 #reinvent
新規事業統括部の山本です。
AWS re:Invent 2021に参加し現地のセッションを受けてきたので、内容をレポートします。
今回は、キーノートで発表された新サービスの1つである、AWS Private 5Gのbreakoutセッションです。
発表内容まとめ
内容をまとめると以下のようでした。
- AWSによってマネージメントされる、プライベート携帯網サービス
- 電波帯域、SIM・無線機器などのハードウェア、ソフトウェア、が提供される
- IAMで管理可能
- ネットワークはスケーリング可能で、従量課金制
- アメリカでのみ提供(2021/12/06現在)
概要
セッションカタログの内容は以下の通りです。
Title: {New Launch} Introducing AWS Private 5G Preview: Set up a private mobile network in days
Code: CMP330
Session type: Breakout Session
Topics: Compute
Session level: 300 - Advanced
In this session, learn about AWS Private 5G, a new fully managed service that helps enterprises set up and scale private 5G mobile networks in their facilities in days instead of months. With just a few clicks in the AWS Management Console, users can specify where they want to build a mobile network and the network capacity needed for their devices. AWS delivers and maintains the small cell radio units, servers, 5G core, radio access network (RAN) software, and subscriber identity module (SIM) cards required to set up a private 5G network and connect devices.
発表内容
背景:インターネットに接続する機器は増えてきていて、データ量も膨大になっている
プライベート携帯網を使うメリット(理由)
- 屋外・屋内問わず接続できる
- 接続機器が密な環境
- 低遅延・高スループット
- セキュリティ
課題:プライベート携帯網を用意するのは難しい
- さまざまな観点で、費用がかかる
- 用意できるまで何ヶ月もかかる
提供サービス:Private 5G
機能・特徴
- マネージドサービス
- スケーリング可能
- わかりやすい従量課金、デバイス数には関係ない
- 集約された管理
マネージドサービス
- AWS側が用意
- 電波帯域:LTEバンド
- ハードウェア:無線ユニット・SIM、オンプレ用インフラ - ソフトウェア
- ユーザ側が用意
- AWSに接続するためのネットワーク等・電源
ネットワークはスケーリングできる
- 最初は小さく
- Autoスケーリングも可能
従量課金制
- カバレッジと容量で決まる
ネットワークとデバイスを一元管理
- IAMでアクセス制御
- 各SIMをIAMとして制御・管理可能
- トラフィックをグループとして管理(?)
- 帯域幅を必要に応じて管理
使用方法
- オーダする
- 無線局・サーバが送られてくる、それを接続する
- コンソールでネットワーク設定を確認し、SIMカードでデバイスを接続する
- ネットワークとデバイスを管理する
- 必要に応じて、デバイスや容量を増やす
デモ
(今回のRegistrationで使っていた、という話がありました)
アメリカでpreview中。※日本ではまだ使用できません